読み返したらどう思うかな

16歳、高1の女です。自由に書いてます。

高校入ってからの日記

私の頭の中の中心に あなたが立っていて

あなたを軸にして全てのことが回ってるみたい

石像のようだけどそれは砂糖菓子

甘くて幸せで いつか溶けてしまうかも

ほろほろと崩れていってしまう

甘過ぎるものは時に苦いのよ


あなたのことを想うたび

流れてくるメロディーは

優しくて切ないオルゴールのよう

途切れたら またねじを巻いて

ずっとずっと繰り返してるよ


思いっきり投げた一球だって

何かに当たらなければ気づかれない

ああ 河川敷は今

届かぬ想いで溢れてる



「それだけ」

好き
ただそれだけ
「なんにも望んでない」とか言ったら そりゃ嘘になるけどさ

出逢えて嬉しいんだよ
好きになれて嬉しい
こんなに頑張ろうって思えたのも久しぶりだしさ
生きてるって感じがする
一日一日が大切に思えてきたりして

何度も書き直した手紙だって
届かないでしょ わかってるって

もっと もっと なんて
欲張ってるように見える?
今を壊したくない
せめて今を大事にしたい
だから ほら 言うんだよ
言い聞かせるように

好き
ただそれだけ

たったそれだけ




耐えられないぐらい
不安がつのっていても
ねえ
あなたの声を聴けば 安らぐ

この頃は本気で思ってるんだよ
私 あなたに出逢うために生きてきた
あなた以上の人なんて どこを探したっていないの

東京の駅のホーム
こんなに人が沢山いるなら あなたがいたっておかしくないのに…
そんなことを思ったんだよ
あなたの存在の大きさを実感してるよ
会いたい

ああ でもね
会うと上手く話せないでしょう、私
近づきたいのに 近づくのが怖いなんて
もっと可愛くなりたい 美人に
そう 自分が自分じゃなかったらいいのにって
思ってしまうよ
そうしたらいくらか自信ももてて
もっと積極的に
近づけるのかもしれないのに

変わりたいって本気で思える
それも あなたがくれた恵みで
幸せだよ そうだよ おそらく

ああ いつかいつかって
思ってしまうよ
いつの日か
いつの日にか




あなたから見た私が どれだけ小さな存在だろうと
私があなたを好きな気持ちは薄れたりしない

あなたが私のことを いっそ嫌っていたっていい
私は好きなんだよ

だけど この想いを伝えることはできない
ひと思いに 後先など考えず
突っ走ろうとしたって
見えない力が働いているみたいに
あなたに会うことすらできないんだから

淡い恋心も うずうずした気持ちも
既に過ぎ去ったよ
心に残ったのは 木の燃えかす
それにまだ埋もれていたいと
思ってしまうよ 少しだけ



「待ち惚け」

愚かな望みがね まだ胸の中に息づいてるんだよ

姿を現し始めた苦悩が
杞憂だったならいいのに

待ってしまう
期待してしまう
疎ましく思われていたとしても
会いたい 話したい

ああ 伝えたい
思いの丈を 伝えたい
届いてほしい

どうしよう
好きでたまらなくて
せつなくなる

あなたの前から姿を消したいとすら思う
私は邪魔になってるのかな

ああ 何を思い
これから過ごしていけばいいのだろう
次にあなたに会えるまで
私は何をしていれば…
いざ会えたとき あなたと話せるのだろうか



些細なことに よろこびを
感じられることがうれしい

私の身体には 何時も
ドロドロな血液が流れているかもしれないけど
そのうれしさを感じる時
心臓が輝きを取り戻して
若々しく 働きだし
さらさらな血液が
滲み出て 駆け巡る!

その感覚こそ
「しあわせ」
なんじゃないだろうか、と 思う

しあわせは
手の指先 足の指先
末端まで行き渡る

行き着く所のない血液に押され
つい 走りだしそうに、
もとい 暴れだしそうになるのを
ぐっと堪える時の
心臓を縮める感覚

それが「せつなさ」



「つめたい風の吹く夜に」

つめたい風の吹く夜に
せつない心が揺れる

近づくための努力は
今、忘れるための努力に変わるのね

私の気持ちに気づかないあなたがくれた
言葉のひとつひとつ
響きまで 覚えているのよ
余韻がまだ頭にこだましてる

今のあなたが この気持ちに気づいているかは
わからないけれど
気づくとぎこちなくなるであろう距離を思うと
このままでいたいと思ってた

シーソーのバランスを崩すのは
きっと 私の方なんだろうなぁ

どうせ あなたはいつものように
透き通った瞳と 人懐っこい笑顔で
うまく躱してみせるんでしょう
私を傷付けないように…
やさしいあなたのことだから

これ以上
好きになっちゃいけないと思ったの
私が近づくほど
あなたの笑顔を曇らせることになるなら
やさしい心を困らせることになるなら

さようなら
恋心は 夜風に吹かれて
あの星の彼方へ

ずっと ずっと
遠くへ……




諦めた方がいいの?
そうだよね…
期待なんてできない

好きになるほどに
せつないだけだよ
苦しいだけ…。

どうして そんなに遠い存在なのに
あなたに
恋してしまうの?私は…

ひとりで勝手に盛り上がって
落ち込んで
バカみたい
それはあなたも気づいてるの?
優しいあなたのことだから、
気づいてても気づかないふりをしてくれてるのね
私を傷付けないように…。

それを知った私ができる
唯一の恩返しは
あなたを忘れることなの?

そんなの
せつなすぎる……



暗い気持ちに覆われる
この先いいことなんて きっとないさ
欲に繋ぎとめられ
自分から何かをすることはできず
騙し騙し 誤魔化し誤魔化し
ここまできてるんだよ
でもね いつか限界がくる
そのことに目を瞑っちゃいけない

一体どこで間違ったんだろう
考えてはいけないとわかっていても
夢にまで出てきて
何かを暗示してる?
思い出の影が まだ過ぎ去らないのか

気づけば身体のあちこちが
自分だけじゃ成り立たなくなってる
メイクやサプリに頼って
今まで通りでいられるのも
そう長く続かない

ああ 神様
私はこれからどこへ進むのでしょうか
道は自らの手で切り開けるものなのか

あと少しだけ
もう一回だけ
自分を信じてみて
駄目だったら もう諦めるから
だから あと一回
あと一回だけ



ああ どうしてだろう
今朝から
いや、そのずっと前から
私の心を埋め尽くして 覆い被さっていた暗雲が
あなたと話しただけで
すっかり晴れ渡って
幸せって自分で気づけるくらい
爽やかな風が吹き抜ける

遮るものなんて何一つないみたいだよ
山頂に辿り着いたみたいな気分
荷物をすべて降ろして
胸いっぱいに吸い込むそれは
新鮮な空の色 若草の色