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読み返したらどう思うかな

16歳、高1の女です。自由に書いてます。

「しゅー…」

青空に後ろめたさを感じて はじめて、気づいた。

「あ。わたし おばけになってる。」


おばけに憧れることは何度もあった。

明るい光に当たると消えてなくなっちゃう。暗闇のなかでしか 生きられない、おばけ。

小さいときによんだ おばけが登場する絵本のオチは大抵ーー朝が来て、しゅーっとしぼんで いなくなる おばけ。


日だまりの中にいた頃を思い出す。どうしてこんなにも、遠く かすんで見えるのだろう。

そこにいた時間が、たしかにあったのに。

あったのに。


おばけになって、はじめて気づくことがある。

遠い日だまりを 憧れをもった目で見つめる、

自分に。