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読み返したらどう思うかな

16歳、高1の女です。自由に書いてます。

1年半以上前に…Part5

「pillbug」


踏まれても 踏まれても
もう一度起き上がる
硬い殻に覆われ 丸まって
坂道を転がり落ちてゆく

小さい手がつついた
慌てて身を守った
あっちからこっちへと足音は移動する

暫くして 外の様子を伺おうとしたが
立ち上がれない
足は空中を虚しく蹴るだけ

悲しみを背負い 身体は縮んだ
でも太陽を浴びて 光を反射させながら進んでく

踏まれても 踏まれても
もう一度起き上がる
硬い殻に覆われ 丸まって
坂道をきっと登ってく
そんなダンゴムシに なってみたくって
下を向きながら 歩いてるよ

誰かの視線が刺さった
憐れみの目が
村から出てきた田舎者を笑うように

コンビニに駆け込んで
自分に似た人を探して 安心感に浸ってるよ
何も変わりはしないけど

期待を受けて 余計に気がひけた
そんな風に自ら 暗闇へと閉じこもってた

踏まれても 踏まれても
もう一度起き上がる
って繰り返してきたから 少し疲れたんだ
硬い殻に覆われ 丸まって
密集して おしくらまんじゅう
そんな淋しがり屋
きっと自覚してる
だから あなたと手を取り合って
生きてみたいんだよ

まだ見えない能力
きっとね 隠してる
もう いくら下っても
また登っていける

そうさ 踏まれても 踏まれても
何度でも起き上がれ
硬い殻に覆われ 丸まって
坂道を下り登ってく
そんなダンゴムシは きっと僕らかもね
時に暗闇に逃げながら
進んでくんだ