読み返したらどう思うかな

16歳、高1の女です。自由に書いてます。

トマトスープありきの人生

うれしいことも、かなしいことも

それなりにあったな 私の

トマトスープありきの人生。


笑い声も 涙も

溶けていく、泡のなかに。


弾けた瞬間、いつだって 総ては

まぼろしのような顔をして

「消えないで」の 言葉と共に

飲み込む トマトスープ。


それは夢のなかにさえ

出てきて私をなぐさめる。

そんなんだから 目覚めは いつも

のしかかるような暗い影を

おみやげに連れて。


明日も飲もう トマトスープ。

明後日も。

いのちのつづく限り

飲まなきゃならない トマトスープ。


ドントストップ

いいえ、キャントストップ


トマトスープ。